MEDICAL診療案内
IMPLANT
インプラント
インプラントとは
インプラントとは、「第二の永久歯」
インプラント治療とは、歯を失った箇所に人工の歯(インプラント)を埋める治療法のことです。
失った歯の部分の骨の中にチタン製の人工歯根を埋め込み、その上に人工歯をネジで固定します。
インプラントは入れ歯やブリッジ等と違い、残っている健康な周りの歯に負担をかけることはなく、天然歯に近い感覚で力強く噛むことが可能です。
インプラントの適応症例
インプラント治療は、以下のような症例に適しています。
インプラントのメリット
インプラントの寿命
インプラントの寿命は、適切なメンテナンスを行うことで、20年以上持続することが可能です。
ただし、個人差があり、喫煙や歯周病などの要因によって寿命が短くなる場合もあります。
定期的なメンテナンスと口腔内の清掃が重要です。
インプラントの特徴
痛みへの配慮も怠りません
患者さまの中には、歯科治療に対して「痛い」「怖い」といったイメージを持たれている方も少なくありません。そういった患者さまの不安を少しでも緩和できるよう、当院では痛みに配慮した治療を心がけています。
麻酔を十分に効かせることはもちろんですが、麻酔注射を打つ際は、痛みを感じにくい箇所を選んで注射針を刺すなどをして、治療に伴う負担を軽減させています。できるだけ患者さまにとって無理のない治療を目指していますので、不安に感じる点などがあれば遠慮なく仰ってください。
インプラント治療の流れ
インプラント治療は、以下のような流れで進みます。
インプラントのリスクと注意点
インプラント治療は、以下のようなリスクと注意点があります。
これらのリスクや注意点については、事前に歯科医師から十分な説明を受け、理解した上で治療を受けることが大切です。
他院でインプラント、オールオン4治療を断られた方、続きの治療をご希望の方へ
他院でインプラント治療やオールオン4治療を断られた方、あるいは治療途中で継続が困難になった方も、当院にご相談ください。当院では、豊富な経験と高度な技術を持つ歯科医師が、難症例にも対応いたします。
また、他院で治療を受けられた方が、メンテナンスや続きの治療をご希望の場合も、お気軽にご相談ください。当院では、他院で治療されたインプラントのメンテナンスや、トラブル対応も行っております。
まずは、無料相談・カウンセリングにて、お口の状態を詳しく拝見いたします。そして、最適な治療方法をご提案いたします。他院で断られた方も、ぜひ一度当院にご相談ください。
セカンドオピニオン
インプラント治療は、患者さま一人ひとりの状態に合わせたオーダーメイドの治療が必要です。当院では、他院で提案された治療計画に関するセカンドオピニオンも行っております。現在の治療計画に不安を感じている方、より良い治療法がないか知りたい方は、ぜひ当院の無料相談・カウンセリングをご利用ください。当院の歯科医師が、専門的な見地から治療計画を検討し、アドバイスいたします。
セカンドオピニオンを受けることで、治療内容をより深く理解し、納得した上で治療を進めることができます。お気軽にご相談ください。
抜歯と診断された方へ
歯を抜かなければならないと診断された方へ
鎌倉御成歯科では、なるべく自分の歯を削らない・抜かない治療を目指しております。自分の歯をなるべく残せないか、多角的に診断を行います。その際に活用するのが、肉眼の最大32倍の拡大視野を持つ歯科用顕微鏡のマイクロスコープや、三次元的に精密な診断を行うことができるCTになります。それらの先進機器を駆使し、他院で抜歯と診断されていた歯が、残せたケースは数多くあります。
それでも、抜歯が必要な場合は、まずその歯がなぜ悪くなったかという、根本の原因の究明を行うことから始まります。その理由は、その究明が長期的に長持ちする口腔内を手に入れるための診断に直結するからなのです。『木を見て森を見ず』と言いますが、口腔内を一単位として診断や治療を行わないと口腔内に同じ状況の歯が出てきてしまう可能性があります。そのため、当グループでは口腔内の把握や、診断を総合的に行い、口腔内の治癒を目指す治療計画を提案致しております。
まずは、大事なご自身の歯が本当に残せないかも含めて、お気軽にご相談に来ていただければと思います。
入れ歯・ブリッジ・インプラントの違い
取り外し可能な義歯による治療
いわゆる「入れ歯」で、隣の歯にフックをかけて人工の歯を補う治療です。必要によって隣の歯や他の歯を少し削り、型をとってつくります。
メリット | デメリット |
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保険適応内の義歯は比較的安価 治療回数や期間が比較的短い |
取り外しが面倒 噛む力が弱い フックをかけた歯に負担がかかる |
ブリッジによる治療
両隣の歯を削り、型をとったあとに一塊の繋がった歯を入れる治療です。
メリット | デメリット |
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取り外し式でない 比較的短期間で治療が終わる 保険適応内であれば治療費が比較的安価 噛む感触が自分の歯と近い |
隣の歯をたくさん削る 支える歯の負担が大きい たくさんの歯がなかったり奥に支える歯が無いとできない |
インプラント治療
歯が抜けたところの顎の骨に人工の歯の根を埋めて、それを土台にして歯をつくる治療です。
メリット | デメリット |
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ブリッジのように隣の歯を削る必要がない。 義歯のように取り外しの面倒や口の中の違和感がない。 残っている歯に対する負担が少ない。 |
保険適応外のため治療費が比較的高額 治療期間が長め |
その他(歯の移植)
親知らずなど不要な歯を、歯が抜けたところに移植することがあります。
メリット | デメリット |
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自分の歯を使える |
移植する歯の条件が限られている 歯がうまく付かないことがある |
インプラント治療を行っている医師が、患者様の負担を減らせるよう、治療時間を短縮しながら、正確なインプラント治療を行っていることも特徴です。 スピーディーだけですと治療のクオリティを不安視してしまう方もいると思いますが、当院の場合は速さと正確さを兼ね備えた治療の提供を心がけております。
総入れ歯とインプラントの違い
総入れ歯とインプラントとを比較した時、主な違いは以下のようになります。
総入れ歯
見た目 | 顎の骨の吸収が進み、口元が痩せて見える場合がある |
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使用感 | 装置がズレたり、間に食べ物が挟まりやすい |
保険適用の可否 | 保険適用可能(種類は限られる) |
治療期間 | 比較的短い |
顎の骨への影響 | 顎の骨が痩せやすい |
インプラント
見た目 | 顎の骨の吸収を防ぎ、若々しい口元を保ちやすい |
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使用感 | 自分の歯のような安定した噛み心地が期待できる |
保険適用の可否 | 保険適用外の自由診療 |
治療期間 | 比較的長い(外科手術が必要) |
顎の骨への影響 | 顎の骨が痩せにくい |
部分入れ歯とインプラントの違い
部分入れ歯とインプラントとを比較した時、主な違いは以下のようになります。
部分入れ歯
見た目 | 金属のバネ(クラスプ)が目立ちやすい |
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使用感 | 会話の際に発音がしづらい場合がある |
保険適用の可否 | 保険適用可能(種類は限られる) |
治療期間 | 比較的短い |
顎の骨への影響 | 残っている歯に負担がかかる |
インプラント
見た目 | 天然歯のような自然な見た目 |
---|---|
使用感 | 自分の歯のような安定した噛み心地が期待できる |
保険適用の可否 | 保険適用外の自由診療 |
治療期間 | 比較的長い(外科手術が必要) |
顎の骨への影響 | 残っている歯への負担が少ない |
インプラントと医療費控除
インプラント治療は、医療費控除の対象となります。治療費が10万円を超える場合、確定申告をすることで、所得税が還付される可能性があります。領収書や明細書は大切に保管しておきましょう。
インプラントの費用※全て税込価格となります
インプラント
インプラントフィクスチャー(埋め込み) | 280,000円~ 308,000円 |
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上部補綴装置(ジルコニアセラミック) | 160,000円~ 187,000円 |
骨造成
吸収性メンブレン使用 | 55,000円~110,000円 | |
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非吸収性メンブレン使用 | 220,000~330,000円 | |
サイナスリフト術 | 220,000~330,000円 | |
ソケットリフト術 | 55,000円~110,000円 | |
リッジプリザベーション(抜歯込み) | 55,000円~110,000円 |
軟組織移植術
FGG(遊離歯肉移植術) | 150,000円 | |
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CTG(結合組織移植術) | 150,000円 |
オールオン4、プロアーチ
仮歯、プロビジョナルまで | 220万円 |
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最終補綴物まで | 350万円〜380万円 |
インプラントとMRI検査
インプラントを入れている方が、MRI検査を受けることは基本的には問題ありません。ただしインプラントの材質によっては、MRIの強い磁力によって影響を受ける可能性があります。MRI検査を受ける際は、事前に歯科医師に相談し、必要に応じてインプラントの種類を伝えるようにしましょう。鎌倉御成歯科ではMRI検査に対して問題のない良質なインプラントを使用しています。
インプラント治療の無料相談・カウンセリング
当院では、インプラント治療に関する無料相談・カウンセリングを行っています。治療に関する不安や疑問点などがある方は、お気軽にご相談ください。専門のスタッフが、分かりやすく丁寧に説明いたします。また、治療計画や費用についても、詳しくご案内いたします。
All-on-4・All-on-6
オールオン4・オールオン6
オールオン4(オールオン6)治療は患者さまの負担を最低限に抑える治療方法です。
従来は片顎すべての歯を補うために、約10本のインプラントを埋入する必要がありました。しかし、オールオン4(オールオン6)治療は埋入するインプラントが少なく済むことから、治療にかかる費用や身体への負担をできる限り抑えることか可能になります。
また咀嚼力や審美性も高いことから治療後も安心してご使用いただけるインプラント治療となっています。
こんなお悩みを解決します!
◎Point
通常のインプラント治療は、人工歯根を真っすぐに埋めるための幅や奥行きが顎の骨に必要となります。
そのため、骨量が不足している場合は、骨移植を行う必要がありました。その点、オールオン4(オールオン6)治療はインプラントを斜めに埋め込むことが可能なため、骨移植のリスクを軽減させることが可能になります。
オールオン4(オールオン6)は埋入するインプラントの本数が少なくすむことから費用面においても患者さまの負担を最小限に抑えて治療を行うことができます。
インプラント治療を行う上で気になる費用の不安がなくなることでより治療にも専念していただけます。
オールオン4(オールオン6)は土台となる歯根の傾斜をつけて人工歯根を埋入するため、装着時に安定感が得られます。
土台の強度を高めることで入れ歯よりもしっかりと噛めるようになります。
オールオン4(オールオン6)の上部構造であれば、歯肉のボリュームやラインを整えることができるため、総入れ歯と比べると見た目を自然に仕上げることができます。
オールオン4(オールオン6)は早期に安定感が得られることから、手術当日から仮歯を装着することが可能です。
すぐに噛む喜びを感じることができます。
鎌倉御成歯科のインプラント・オールオン4治療の特徴
鎌倉御成歯科は、熟練した専門家と最新の設備による質の高いインプラント・オールオン4治療を提供し、患者様の健康で美しい歯と笑顔を守ります。まずは無料相談・カウンセリングにお越しください。
◎オールオン4(オールオン6)の手術の流れ
オールオン4(オールオン6)の手術の流れは以下の通りです。
CT撮影や血液検査などを行い、オールオン4(オールオン6)に適しているかどうかを判断します。
CT画像をもとに、インプラントの埋入位置や角度などを決定します。
局所麻酔と場合によっては静脈内鎮静法を用いて手術を行います。残存歯の抜歯、インプラントの埋入、仮歯または義歯の装着までを一日で行います。
手術後は定期的に通院していただき、経過観察を行います。
手術から3~6ヶ月後、最終的なセラミック補綴物(人工歯)を装着します。
当院のオールオン4(オールオン6)の手術は、熟練したインプラント認定医と歯科技工士のチームによって行われます。手術時間は片顎で約2時間前後ほどです。
手術後は違和感や痛みを感じることがありますが、徐々に軽減していきます。術後のケアを適切に行うことで、早期の回復が期待できます。
◎オールオン4に適した症例
以下のような症例の方には、オールオン4(オールオン6)が適しています。
オールオン4(オールオン6)は、骨量が少ない方や高齢の方にも適用可能な治療法です。
また、条件が合えば手術当日から仮歯を装着できるため、早期の社会復帰が可能となります。
ただし、症例によっては適用できない場合もあるため、まずは専門医による診断を受けることが大切です。
よくある質問
①すべての歯科医院で治療を受けられるわけではない。
インプラント治療を行っている歯科医院であっても、オールオン4(オールオン6)に対応していないところもあります。
治療後のメンテナンスも含めて長い付き合いとなるのがインプラント治療です。 そのため治療を受ける歯科医院選びが重要となります。
また、骨の条件によっては即日に仮歯を入れられないこともあります。
②残ってる歯を抜歯する必要がある
オールオン4(オールオン6)の治療を受けるにあたって、残っている歯を抜歯する必要があります。 オールオン4(オールオン6)とは一つの義歯をインプラントで固定する治療です。
そのため治療において邪魔になる歯は、たとえ健康な歯であっても抜歯する必要があります。
しかし、残っている歯の状態が歯周病や虫歯などになっている場合は、むしろ抜いて上でオールオン4(オールオン6)にすることが良い結果へとつながります。これを戦略的抜歯とも言います。
③身体の状態によっては手術に適用できないケースもある
身体の状態によって、オールオン4(オールオン6)の手術を適用できないことがあります。
埋入するインプラントの本数は少ないですが、外科手術であることに変わりはないためです。 たとえば下記のようなケースでは、手術ができない可能性がありますのでまずはご相談ください。
【適用できない可能性が高いケース】
・顎の骨の成長が終わっていない未成年の場合
・糖尿病や肝臓疾患などの全身疾患がある場合
・過度な喫煙者の場合
・アルコール依存症である場合
・金属アレルギーである場合
・残った天然歯の抜歯を避けたい場合
・自宅でのセルフケアができない場合
◎まとめ
オールオン4(オールオン6)は、歯を失ってしまった方にとって魅力的な治療法の一つです。少ないインプラント本数で総入れ歯のような審美性と機能性を得られるため、費用面や身体への負担を軽減できるのが大きな特徴です。
歯周病や虫歯などにより多数の歯を失ってしまった方、総入れ歯に不満を感じている方は、ぜひオールオン4(オールオン6)の適用について専門医に相談してみましょう。症例によってはオールオン4(オールオン6)が理想的な解決策となるかもしれません。
ただし、オールオン4(オールオン6)は外科手術を伴う治療法であるため、適用できない場合もあります。また、手術後のメンテナンスを適切に行わないと、せっかく治療しても早期に寿命を迎えてしまう恐れがあります。
オールオン4(オールオン6)で快適な口腔環境を手に入れるためには、治療を担当する歯科医師との信頼関係が何より大切です。
気になる点はご遠慮なくご相談ください。また、術後のケアについても丁寧に指導をいたします。