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オールオン4とオールオン6の違いについて

2024.03.29


オールオン4とオールオン6の違いについて

結論から言いますと、オールオン4とオールオン6はインプラントの本数が違います。そのままですが、オールオン4は4本でオールオン6は6本です。オールオン4+2などと呼んだりもします。基本的に6本の方が安定していて長期的に安心とされます。



オールオン4とオールオン6は、歯をほとんどまたはすべて失ってしまった方や総入れ歯に不満がある方に適したインプラント治療法です。インプラントとは、顎骨に人工の歯根を埋め込み、その上に人工歯を固定する方法です。オールオン4とオールオン6は、インプラントの本数や配置によって異なります。

オールオン4は、顎の前方に4本のインプラントを埋め込み、そのうち2本は斜めに傾けて配置します。オールオン6は、顎の前方と後方にそれぞれ3本ずつ、計6本のインプラントを埋め込み、すべて垂直に配置します。このように、オールオン4とオールオン6は、インプラントの本数や配置によって違いがありますが、どちらも一列すべての人工歯を固定することができます。

では、オールオン4とオールオン6の違いによって、どのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか?以下に、総入れ歯やインプラントとの比較を交えながら、オールオン4とオールオン6のメリットやデメリットを解説していきます。

オールオン4とオールオン6のメリット

オールオン4とオールオン6は、総入れ歯やインプラントと比べて、以下のようなメリットがあります。
総入れ歯と比べて
  1. 固定式のため、会話や食事への影響がほとんどない
  2. 入れ歯特有の痛みや違和感がない
  3. 天然歯に近い自然な見た目になる
  4. 顎骨が痩せにくくなる
  5. 手術後すぐに仮歯が入り、噛めるようになる
総入れ歯は、歯茎に乗せて装着するため、ズレたり外れたりする可能性があります。また、入れ歯と歯茎の間に食べ物が入ったり、入れ歯が歯茎を圧迫したりすることで、痛みや違和感を感じることがあります。

さらに、総入れ歯は、顎骨に刺激を与えないため、顎骨が徐々に痩せてしまうことがあります。これにより、入れ歯のフィット感が悪くなったり、顔の形が変わったりすることがあります。また、総入れ歯は、人工的な見た目になりやすく、笑顔に自信が持てないことがあります。

オールオン4とオールオン6は、インプラントを顎骨に固定するため、総入れ歯のようにズレたり外れたりする心配がありません。また、インプラントは、顎骨に刺激を与えることで、顎骨の痩せを防ぐ効果があります。

さらに、オールオン4とオールオン6は、天然歯に近い形や色の人工歯を使用することで、自然な見た目になります。また、オールオン4とオールオン6は、手術した当日に仮歯を入れることができるため、すぐに噛めるようになります。

インプラントと比べて
  1. 治療費を抑えられる
  2. 手術負担を軽減できる
  3. 手術後すぐに仮歯が入り、噛めるようになる
インプラントは、歯がない部分に1本ずつインプラントを埋め込むため、歯がすべてない場合は、片顎に約10本以上のインプラントが必要になります。これにより、治療費や手術負担が大きくなります。

また、インプラントは、あご骨とインプラントの結合を待ってから人工歯を入れるため、術後4~6ヶ月はしっかり噛めない状態が続いてしまうことがあります。


オールオン4とオールオン6は、歯がすべてない場合でも、4~6本のインプラントで一列すべての人工歯を固定することができます。これにより、インプラントよりも治療費や手術負担を抑えることができます。

また、オールオン4とオールオン6は、手術した当日に人工歯(仮歯)を入れることができるため、すぐに噛めるようになります。

オールオン4とオールオン6のデメリット
オールオン4とオールオン6は、総入れ歯やインプラントと比べて、以下のようなデメリットがあります。
総入れ歯と比べて
  1. 保険適用の総入れ歯よりも治療費が高い
  2. 外科手術が必要になる
  3. 総入れ歯より適用範囲が狭い
  4. 治療を行える歯科医師が限られている
  5. 治療後のメンテナンスを積極的に行う必要がある
総入れ歯は、保険適用の治療法であるため、治療費は安く済みます。また、外科手術を行わないため、手術のリスクや痛みを避けることができます。さらに、総入れ歯は、歯がない部分だけでなく、歯が残っている部分にも装着することができます。また、総入れ歯は、どこの歯科医院でも一定レベルの治療を受けられます。


オールオン4とオールオン6は、自費診療の治療法であるため、治療費は高くなります。また、外科手術を行うため、手術のリスクや痛みを伴うことがあります。さらに、オールオン4とオールオン6は、歯がすべてない場合にしか適用できません。

そのため、歯が残っている場合は抜歯が必要になります。また、オールオン4とオールオン6は、高度な技術や知識が必要とされることから、治療を行える歯科医師が限られていることがあります。

そのため、オールオン4とオールオン6の治療を受けたい場合は、事前に歯科医院の実績や評判を確認することが重要です。また、オールオン4とオールオン6は、インプラントと同様に、治療後のメンテナンスを積極的に行う必要があります。

定期的に歯科医院でクリーニングや検査を受けることはもちろん、自宅でのブラッシングやフロスなどのケアも欠かせません。オールオン4とオールオン6は、総入れ歯よりも快適で自然な歯に近い治療法ですが、その分、治療費や手術負担、メンテナンスなどのデメリットもあります。

オールオン4とオールオン6の治療を受けるかどうかは、自分の歯の状態や希望、予算などを考慮して、歯科医師と相談することが必要です。

神奈川県鎌倉御成歯科では経験値の高いインプラント認定医によるインプラント、オールオン4無料相談、カウンセリングを行っております。ご希望の方は、お電話にてお申し込みください。

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