2024.03.02
インプラントのオールオン4とは？？
オールオン4とは、上顎や下顎の歯が全てなくなってしまった場合に、インプラントを4〜6本埋め込んで全ての歯を支える治療法です。オールオン4は、通常のインプラント治療と比べて、以下のようなメリットがあります。
- 体への負担が少ない。インプラントを埋め込む本数が少なく、手術時間も短いため、回復も早いです。
- 費用が安い。インプラントの本数が少ないため、治療費も抑えられます。また、骨移植や骨造成などの追加費用がかからない場合が多いです。
- 噛み心地が良い。インプラントでしっかりと固定された義歯は、自分の歯のように噛めます。総入れ歯のようにズレたり外れたりする心配もありません。
- 見た目が自然。義歯は自分の歯に合わせて色や形を調整できます。また、顎の骨が吸収されるのを防ぐことで、フェイスラインを若々しく保てます。
オールオン4の治療は、以下のような流れで行われます。
- まず、歯科医師と相談して、オールオン4が適切な治療法かどうかを判断します。残っている歯がある場合は、抜歯する必要があります。
- 次に、インプラントを埋め込む位置や角度を決めます。オールオン4では、インプラントを斜めに埋め込むことで、顎の骨の厚みが少なくても安定させることができます。
- その後、手術を行います。歯茎を切開して、顎の骨に穴を開けてインプラントを埋め込みます。インプラントの上には、仮の義歯を取り付けます。
- 最後に、インプラントが骨と結合するのを待ちます。この期間は、約3ヶ月から6ヶ月程度です。この間に、仮の義歯を本物の義歯に交換します。
オールオン4は、歯がなくなってしまった方にとって、優れた治療法です。しかし、オールオン4にもデメリットがあります。以下に、オールオン4のデメリットを挙げます。
- 外科手術が必要。インプラントを埋め込むためには、歯茎を切開し、顎の骨に穴を開ける必要があります。そのため、感染や出血などのリスクがあります。
- 健康な歯も抜歯する必要がある。オールオン4は、全ての歯を義歯に入れ替える治療法なので、健康な歯が残っていても抜歯しなければなりません。抜歯は、痛みや腫れなどの副作用があります。
- 治療可能な歯科医院が限られる。オールオン4は、高度な技術と設備が必要な治療法なので、全ての歯科医院で行えるわけではありません。オールオン4を専門に行っている歯科医院を探す必要があります。
- 保険適用外で治療費が高い。オールオン4は、保険適用外の治療なので、全額自己負担となります。また、治療後も定期的なメンテナンスが必要で、その費用もかかります。
オールオン4は、メリットとデメリットがあります。オールオン4を受けるかどうかは、自分の状態や希望に合わせて、歯科医師と相談することが大切です。オールオン4で、快適な噛み心地と美しい笑顔を取り戻しましょう。
鎌倉御成歯科では、インプラント、オールオン4の経験値の高いインプラント認定医が在籍しています。インプラント無料相談、カウンセリングも行なっていますので、ご希望の方は医院までご連絡ください。
